Chatサイネージ
【導入事例】神奈川日産自動車株式会社 様
●2019年9月導入 ●61店舗75台稼働
販売会社独自メディアとして活躍中!
店舗イメージが統一され、全店一斉の販促活動も実現!
2019年9月にChat!サイネージを導入された神奈川日産自動車株式会社様。現在、61の販売店で合計75台を稼動されていますが、その効果やメリットについて同社販売促進部の吉田様と運用を担当するデジタルマーケティング部の喜井様にお話をうかがいました。
デジタルサイネージの展示会に来場された社長様がChat!サイネージの有効性に着目
ーーChat!サイネージを導入するきっかけをお聞かせください。
当社の社長がデジタルサイネージの展示会で、Chat!サイネージを目にして「こんな情報案内をうちの会社でもやりたい」と思ったことが導入の発端です。当社は61の販売店を持っていますが、デジタルサイネージを店内に設置し、店舗の統一感を図ることが目的でした。各販売店がしっかり運用することが導入の条件でしたので、各店長にアンケートを取ったところほとんどの店舗が導入したいと。導入を見送った販売店もいくつかありましたが、路面店ではなく使用が限られるといった立地条件の問題からでした。導入・運用を始めたのは2019年の9月からですが、今年に入って閉鎖する店舗も現れて、そのサイネージを未導入店に転用したりするうちに、それじゃあ全店に導入しようとなり現在に至っています。(吉田様)
ーーChat!サイネージに対する第一印象をお聞かせください。
導入当時、デジタル・サイネージは街やショッピングセンターではすでに見掛けていました。少しずつ社会に浸透してきた時期でもあったので、存在や機能についてはある程度の知識はありましたね。Chat!サイネージは現在、本社発の情報配信として運用していますが、「本日新車を納車のお客様へ」とか「販売店のスタッフ紹介」といったコンテンツの作成は、各店舗に任せたいという思いはあります。ただ具体的に運用となると、できる、できないで、店舗間でオペレーション面での格差があるのでまだ先になりそうですが。
かつてはメーカーから支給されたネットワーク型のサイネージを使用したこともありました。スクリーンを下ろしてプロジェクターを投影するタイプでしたがコストが掛かって大変で・・・。電球を変えるだけで何十万円も掛かるし、結構眩しかったりして、店舗の近隣から苦情がきて止めることにしたんです。配信する画像もメーカー支給のコマーシャルが多く、神奈川日産自動車独自の施策をサイネージで案内することができなかった。その点、Chat!サイネージだと当社のオリジナルな施策を店内外でアピールできる。そういう点も切り替えを検討する大きな材料となりました。(吉田様)
営業時間外でも道路に面する店内に設置すると目立つし、ショールームの明かりを落とせば、サイネージだけでもパッと引き立つし、これは面白いなと直感しましたね。店舗発の告知や案内はとても重要で、夜間でも不特定多数の人に自店の存在をアピールできることは大きなメリットだと思います。よくよく観察していると、信号待ちのクルマの人がChat!サイネージを見ているんです。結構、みんなの注目を惹くんだなあというのが実感ですね。(喜井様)
来店しやすい、キレイで明るい店舗づくりにも貢献
ーーChat!サイネージを導入していただいた感想をお聞かせください。
以前は、各店舗で販促用のポスターや試乗会などのイベント告知ポスターなどを壁にべたべた貼っていましたが、店内空間の雑然さは否めませんでした。SPツールも各店舗で自前で作っては貼ってという具合で店舗イメージを統一することが難しかったし、本社からPOPのデザインデータを各店舗に送っても、出力するタイミングが店によってまちまち。全店で一斉に施策を実施することができない、ということも多かった。店舗によってスタッフの人数も違うし、どうしても実行に移るまで時間差がありました。Chat!サイネージを導入してからは、そういった店舗間の格差が生んだ、残念な部分が解消されましたね。サイネージで流す画像データを全店一斉に配信することができるし、店舗別に配信する時間を変えることもできる。情報のリリース期間も配信側が自由にコントロールできる。しかも昔のようなSPツールの店内貼りも無くなって美観も保てる点もメリットですね。(吉田様)
営業時間内も、営業時間外も、サイネージを移動し店舗の情報を自在に発信できる。 このインパクトは大きいですね。
神奈川日産自動車(株)
販売促進部
吉田 敬三様
Chat!サイネージを導入するメリットは多いと思うけど、まず店舗発のメディアであり、インフォメーションツールと成り得ることでしょう。メーカーから支給されるサイネージ用の画像データは、イメージ広告が多いのが現状です。販売会社としては「当店はこのスペシャルプライスでお届けします」という売りに直結する情報をしっかりアピールしたいんですね。Chat!サイネージなら映像を流す時間も自在に設定できるし、つけっぱなしにすると24時間お客様に見ていただくこともできる。ショールームの明かりを落とせば、サイネージだけでパッと目立つし、通りがかりにたまたま見た人に響けば来店機会の創出にも一役買います。人手も掛からないし、その意味においても凄く有効です。うちの会社でやっているブログやYou-Tubeのチャンネルを見てくださいとか、アナウンスを自在に配信できる点でも独自のメディアと呼べると思います。(喜井様)
全61店舗へ一斉に画像データを配信できる。
この即時性と機動力は、業務効率向上にも大きく貢献しています。
神奈川日産自動車(株)
デジタルマーケティング部
喜井 正澄様
店づくりや来店客誘導には本当に良い影響はありますね。先程の喜井さんの話でいうと、ショールームには新車や試乗車を展示していますが、その横にChat!サイネージを設置しておけば、閉店後でも店舗のプロモーションの場になります。後日来店していただいたお客様も実際にはいらっしゃいますし、来店客数の向上には確実に貢献している手応えはあります。(吉田様)
Chat!サイネージを使ってリリースするのは、自社施策だけでも、季節ごとのプレミアムセールの告知、カレンダー、特別仕様車情報、Test Driveなどのイベント情報などです。サイネージの運用者として、また画像データを制作する者としては一斉配信で、全店舗が同時にプロモーション活動を行えること自体が評価できますが、情報伝達の即時性と使い勝手の良さも特筆かなと。普段はパソコンから配信作業をしていますが、iPadやスマホからでも配信できるんですね。去年マリノスの優勝がかかった試合では、ファミリーカンパニーとして優勝報告を配信することになっていたんです。試合結果が出る頃には外出することになっていましたが、優勝が決まった瞬間に出先からiPadで一瞬にして配信できた。各店舗ではリアルタイムで優勝おめでとうメッセージが流れたわけで、即時性が発揮された好例だったと思います。(喜井様)
販促コストの大幅削減も実現するChat!サイネージ
ーーChat!サイネージ導入以降、販促ツールに掛かっていた資材代や印刷代などの経費削減効果はいかがでしょう。
配信する画像データは私が作っているので、外注コストは掛かっていません。よそに頼めば、何万円、何十万円と制作費が掛かるのが、いまは基本的にゼロですから、これは大きい。経費を抑えながら、販売を強く後押しできる、そのうえ店舗には負担が掛からないわけだし、良いことづくめといえるでしょうね。(喜井様)
Chat!サイネージを導入するまでは、ポスターなら例えばA1サイズを61店舗分印刷していました。各店舗5枚刷って配るとして1回の施策で80万円とかコストが掛かっていたわけですから、それを考えるとコスト削減効果は絶大です。現在、Chat!サイネージ用に、月にして15枚ほど新規に画像データを作っていますが、仮にそれらをポスターにして全店に送ったりしたら、印刷料、送料を含めて相当なコストになっていたはずです。それが全然掛からないのだから、導入して本当によかったとなるわけです。(吉田様)
まだまだ、あるある、Chat!サイネージの魅力。
ーー実際に使っていただいて、ここもオススメという点が他にあれば教えていただけますか
配信した情報に、店舗のSTBがいつアクセスしたかが分かる機能はいいですね。店舗によってはWi-Fiの状況の善し悪しがありますが、繋がらないケースがあればそれも配信側で把握できる。店舗によっては古いコンテンツを流していることもたまにありますが、そのような事態も速やかに解消できます。(喜井様)
配信した内容が月の途中で変わったり、文字を新たに追加することもありますが、すぐ対応できることはうれしいメリットですね。ポスターだとまた印刷して、貼り直してというように手間を要しますが、配信側でワンストップでできる点は凄く良い。期間限定の施策に対してはリリースする期間を自動設定できるのもトラブル防止の視点からも有効ですね。(吉田様)
本社から各店舗に多種多様の情報をリリースしていますが、末端の人まで届いているかというと必ずしもそうではない。Chat!サイネージの意外な効果として、ショールームで流している画像を店舗のスタッフが見て、学んでいたり、情報を共有しているケースがあること。「今回はこういう仕掛けの施策だったんだ」とか「これだけの特別仕様でこの値段ならいけるよな」など。お客様に聞かれたことには答えないと困るわけで、実はお客様と店舗スタッフの双方に情報を伝達している事実は一種のサプライズでした。(吉田様)
Chat!サイネージのメリットをお話しいただきましたが、導入後のサポートに対してもご満足をいただいており一安心です。また、2019年秋の大型台風時や2020年の新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言では臨時休業の告知を、遠隔から全店舗に配信できたこともお話しいただきました。Chat!サイネージ導入の効果とこれからの期待について貴重なご意見をうかがう機会となりました。